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海外の主な自動車メーカー「ジープ」



ジープは、アメリカの自動車メーカーであるクライスラー社が用いる4WD車のブランドです。日本への輸入車インポーターは、フィアット、及びアルファロメオと共通のフィアット クライスラー ジャパンが担っています。

ジープの成り立ち

ジープの成り立ち

ジープの始祖は第二次世界大戦中に開発された軍用車両です。1940年(昭和15年)、アメリカ陸軍が当時アメリカにあった自動車メーカーすべて(100社以上あったと伝えられる)に軍用車両の開発を要請しました。しかし、その要求条件は極めて厳しく、それに応えプロトタイプを生産できたメーカーは、小規模なアメリカン・バンタム社のみでした。

そこでアメリカ国軍は、設計図をウィルス・オーバーランド社とフォード社にも公開し、更なる改良を指示。やがて改良された3種類の軍用車両が、それぞれ実際の戦場で用いられることになります。世界各地での実戦投入を経て陸軍への制式採用が決定したのは、ウィルス・オーバーランド社の「ウィルスMB」とフォード社の「フォードGPW」でした。

次第にこの軍用車両を総称して「ジープ」と呼ばれるようになりますが、その理由は諸説あり判然としません。記録では1941年(昭和16年)には「ジープ」の名が用いられていたそうです。

そして終戦後、小型四輪駆動車の愛称として定着した「ジープ」をウィルス・オーバーランド社が商標登録し、民生車の生産を開始します。その後、メーカーの合併や買収により「ジープ」というブランドの持ち主は移り変わりますが、現在はクライスラー社が保有しています。

ジープの代表的な車種

ジープの代表的な車種

軍用車として生まれた「ジープ」ですが、現在は民間向けの四輪駆動車の代名詞として用いられ、数種類のバリエーションが展開されています。歴代数々のモデルが生み出されましたが、いつの時代も4WD車であることは共通です。

ジープ・ラングラー

ジープ・ラングラー

1987年(昭和62年)に初代が誕生した四輪駆動車です。2007年(平成19年)にはフルモデルチェンジされた3代目が登場しましたが、いずれの世代でもルーツである軍用車に最も近いシンプルなデザインが特徴です。

2007年(平成19年)の3代目登場時には初の5ドアモデルである「ジープ・ラングラー・アンリミテッド」が追加され、その実用性の高さで人気を集めています。

ジープ・グランドチェロキー

ジープ・グランドチェロキー

1993年(平成5年)からジープブランドで生産・販売されているSUVです。ワンランクサイズの小さい「ジープ・チェロキー」の上級モデルとして誕生しました。元々は軍用車だったジープですが、その優れた不整地走破性に注目し、その性能を維持したまま高級車に仕立てた自動車です。2010年(平成22年)からは4代目が販売されています。

ジープと関係性の深い日本の自動車メーカー

ジープと関係性の深い日本の自動車メーカー

戦争中に活躍したジープは、戦地で日本側が奪って内地に持ち帰り、それを参考として当時のトヨタ自動車が軍用車の生産を試みた記録が残っています。また、1952年(昭和27年)には日本におけるジープのノックダウン生産(主要部品は輸入に頼り、組立のみ行なう生産)が開始され、組み立ては中日本重工業(後の三菱自動車工業)が担当しました。やがて同社は、国産の「三菱ジープ」を生産するようになっていきます。